相場師朗の株塾で人生が変わった相本です。
今回も前回に引き続き、
「暴落に特化した講義」をしていきます。
今回取り上げるのは、
ずっと上昇してきた株価が
「超長期の移動平均線である300日移動平均線を下回った場合」
についての考察です。
あなたのトレードにきっと役に立てる講義になると思いますので
しっかりと読み進めてみてくださいね。
下図をご覧ください。
ずっと、上を向いていた「300日移動平均線」が下に向かいそうな局面です。
それまでの移動平均線の並びは
上から下へ順番に、5日線から、20日線、60日線、100日線、300日線へと
期間の短い移動平均線から長い移動平均線へとキレイに並んでいました。
このように、上から下へ、
期間の短い移動平均線から、長い期間の移動平均線へと順番に並ぶ場面
つまり、これは日数が近い方の株価が高いということであり
株価が、強い上昇局面であったと言えます。
しかし、一番長期の「300日移動平均線をローソク足が下に抜いてきた」のです。
株価の上昇力が、弱くなってきたという事ですね。
この後のシナリオについて考えてみましょう。
はじめて、300日線を割っきた場合は
一旦は戻る(少し株価が上がる・少し株価が反発する)
と相場先生をはじめプロは、そう考えます。
今までの講義にも多々ありましたが
初めて20日線にタッチしたとか、
初めて60日線にタッチし陽線になった場合には
一旦、株価が反発する事が多かったですね。
はじめて、300日線を割っって一旦戻った後・・・
その後は、2パターン考えられます。
〜上図の①のパターン〜
株価が戻ったとしても、300日線で跳ね返されると
その後は、大きく下がる
〜上図の②のパターン
株価が戻って、一旦300日線を越えたのだけれども
すぐさま、再度300日線を下回ってきた・・・
その後は、大きく下がる。
この300日線を挟んでローソク足が上下する攻防。
その後の株価のシナリオが事前にイメージできるようになると
あなたのトレードは格段に上手くなります。
実際あった過去の日経平均株価の動きを検証してみましょう。
先ずは、先ほどの①のパターン
ずっと上昇してきた株価が
超長期の移動平均線である300日移動平均線を下回った後・・・
株価が戻ったけれども、300日線で跳ね返されて
その後は、大きく下がった。
次は②のパターンの日経平均株価です。
ずっと上昇してきた株価が
超長期の移動平均線である300日移動平均線を下回った後・・・
株価が戻って、一旦300日線を越えたのだけれども
すぐさま、再度300日線を下回り
その後は、大きく下がった。
まとめ
今まで割らなかった300日線を初めて割った場合
①株価が一旦、戻して、300日線を越えられなければ、
→その後は大きく下がる
②株価が上がったとしても、思いっきり上がらずに
すぐ様、300日線を割ってきたとしたら・・・
→1回目ではなく、2回目の300日線割れになるので大きく下がる
こういうシナリオが描けるようになると
あなたは格段にトレードが上手くなると思います。
とにかく大事なのは、2つに注目すること。
・移動平均線
・節目
この2つを利用して、その先の株価の動きを見通す癖をつけるように
日頃から練習をしていってください。
このブログがあなたのトレード技術の向上に役に立てれば幸いです。
T-Aimoto
<補足>
これらの記事をただ漠然と読み流すだけでは
本番で使えるようにはなりません。
読んだ記事を本番で使えるようになるは
「繰り返し読む」ことが大事です。
いいなと思った記事、
これは大事だぞと思った記事
是非身につけたいと思った記事
があれば、
内容がスラスラと言えるようになるまで
繰り返し読みましょう。
1記事につき最低7回。
そこから、2つ目、3つ目の記事・・・と
どんどん出来ることを増やしていきましょう。
基本の徹底反復が
後の大きな飛躍へと繋がります。
頑張ってください。